2007年02月28日

H. croaticus N.S.

ウィル・マックルーウィン氏より取り寄せたクロアチクス(H. croaticus)のナーサリーシードの株が咲きました。

croaticus_hyb5a.JPG

開花前から成長の早さ、株の大きさ、常緑であることからすると明らかに交雑しているのではないかと思っていました。
もちろん、原生地採種の種からではないのでしょうがないことですが、ただ、咲いてみるととても良い花なので親株にする事にしました。
ウィル・マックルーウィン氏のナーサリーシードからは時々凄く良い花が咲きますので、交雑していてもとても楽しみです。
写真では分かりにくいですが、微妙な色合いの花です。

croaticus_hyb2a.JPG

もちろん、厳密な意味で原種を集めたい場合は原生地採種の種子を購入するのが原則ですが、種類によっては何年も原生地採種の種子が手に入らないのが現実です。
これは採種旅行に行った時に、既に刈り取られていて採種出来なかった(現地では雑草扱いのようです)、既に種が落ちていた、種が未熟であった、今回はその原種の自生地に行かなかったなどの理由によります。
posted by Ohgi Nursery at 17:21| 東京 ????| Comment(0) | 原種&原種交配 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

H.liguricus(WM0232)

昨年より、独立した種として扱われるようになったリグリクス(H. liguricus)が咲きました。

liguricus3a.JPG

この株は2004年にイギリスのウィル・マックルーウィン氏より購入した種からのものです。
その年にサイト別で100粒近くリグリクスの種を取り寄せしましたが、発芽したのは僅か3つでした。
原生地採種の原種の種は難しいと聞いておりましたが、ここまでとは思っていませんでした。
でも、貴重な種ですから、今では3つでも発芽して良かったと思っています。

今年はまだ株が小さいので開花しないだろうと思っていましたが、1株だけ1月頃より芽の中心部が膨らんできました。
リグリクスについては、情報が少なかったのですが、どうもこの種自体があまり大きくならない種のようです。

liguricus2a.JPG

強い香りがあるとの事でしたので、毎日咲くのを楽しみにしておりましたが、確かにオドルスなどよりも強い香りがありました。
香りは柑橘系と表現される事が多いようですが、個人的には沈丁花の匂いにも似ていると思いました。

リグリクスの特徴としては11月頃から2月まで咲くという点もあります。
今年は株がまだ小さい為この時期に咲いたのであれば、来シーズンは11月頃より咲いてくれるかもしれません。

2006年より独立した種として扱われるようになった、リグリクス(H. liguricus)、アブルジクス(H. abruzzicus), ボッコネイ(H. bocconei)につきましては、2006年12月に出ました[The Plantsman]に詳しい記述がございますので、興味のある方は英国王立園芸協会(Royal Horticultural Society)に問い合わせてみてください。

http://www.rhs.org.uk/learning/publications/pubs_journals_plantsman.asp

ファックスで取り寄せ出来ると思います。

plantsmandec.2006a.JPG

The Plantsman
New Series Volume 5 Part 4 December 2006
[Helleborus bocconei and the hellebores of Italy]
Mr. Will Mclewin, Mr. Brian Mathew, Mr. Matthias Thomsen
posted by Ohgi Nursery at 15:52| 東京 ????| Comment(0) | 原種&原種交配 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

バイカラー

3〜4年前に交配した花から、このようなバイカラーが出てきました。

bi-colour2a.JPG

この株は中輪で、外側が明るい赤、内側がクリーム色、やや横向きに咲きます。
写真では分かりませんがネクタリーがダークです。

E_11d1.JPG

こちらの株はロストラベルで親がハッキリしませんが、何となく想像出来ましたので今年同じ交配をして再検証してみようと思っています。
小輪で横向きに咲き、外側は今流行りのグレープ色で実際の色は写真よりも紫が濃いです。
多分、原種交配ではないかと思っています。
posted by Ohgi Nursery at 12:48| 東京 ????| Comment(0) | シングル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

クリスマスローズ水彩画展

昨日より八王子にありますGallery & Garden Cafe YASUTAKE さんで川島青舟さんの透明水彩で描く「クリスマスローズ」展が始まりました。

seisyu2.JPG

展示にあわせまして、当農園のヘレボラスの苗、開花株の販売もしております。
お時間がございましたら足を延ばしてみてください。

開花株は2月下旬〜3月中旬が量的にも多いと思います。
尚、会期終了後も開花株等の販売は継続する予定ですので、展示終了後に行かれる場合は事前にお問い合わせください。

会期:  2007年2月15日(木)〜3月6日(火)
営業時間:11:00〜18:00 水曜定休
会場:  ギャラリー&ガーデンカフェ・ヤスタケ
住所:  東京都八王子市八幡町12−11
電話番号:0426-26-8114
アクセス:JR八王子駅北口下車徒歩15分。
北口バス停7,9,10番より乗車、5つ目の織物組合前下車
織物組合裏通り、ツタの絡まった建物です。
posted by Ohgi Nursery at 13:09| 東京 ????| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

グリーン グリーン グリーン

僕が最も好きな花色であるグリーンの花がいくつか咲き始めました。

D_10b1.JPG

混じりっけの無い綺麗なグリーンの花は探すと案外見つかりません。

green_pico1a.JPG

グリーン単色だと物足りないという人でもこの花のようにピコティーになれば、好きになる人もいるのではないかと思います。
ちなみにこの親はダブルでしたが、シングルになってしまいました・・・・

dD_4a1.JPG

また、ダブルになるとグリーンでも華やかさも加わります。
この花は去年は真緑でしたが、今年はブラウンのピコティー気味になってきています。

dD_2f1.JPG

この花は、典型的なパーティードレス系のダブルで、花径3.5cmぐらいの小輪の花です。
パーティードレス系ダブルの元になった原種トルカータスの血が強く出てきているように思います。
個人的に凄く好きな花ですが、採種寸前で灰カビ病になったりで、あまり種が採れません。
posted by Ohgi Nursery at 13:01| 東京 ????| Comment(0) | ダブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする