2005年10月24日

オーストラリア旅行記24

イアン・コリアー氏の農園ではネクタリーがイエローのシングルが咲いていました。
花弁が整い、ブロッチが綺麗に入ります。

MI_rock2.JPG

一般的にはスポットやブロッチが入る花はあまり人気が無いようですが、イアン・コリアー氏のところで見た数々のスポット、ブロッチの花々は印象的でした。
自分もスポットの花は初めの頃あまり好きではありませんでしたが、2〜3年前より、スポット、ブロッチ入りの花が気になりだしました。
そのきっかけになったのはエリザベス・ストラングマン女史(Ms. Elizabeth Strangman)、グレアム・ライス氏(Mr. Graham Rice)の共著[The Gardener's Guide To Growing Hellebores]に載っているウィル・マックルーウィン氏(Mr. Will McLewin)のスポットの花々でした。
そこにはマックルーウィン氏が所有するスポット入りの花の一部が掲載されていますが、そのバリエーションに驚かされます。
またマックルーウィン氏によるスポットの分類表も出ています。(P128, P129参照)
去年からウィル・マックルーウィン氏より、様々なスポットの種子を入れているので、1〜2年後どのようなバリエーションが出るのか楽しみです。

MI_rock3.JPG

写真はイアン・コリアー氏のブロッチの入ったハイブリッドです。
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2005年10月07日

オーストラリア旅行記23

イアン・コリアー氏が連れて行ってくれた公園にはヘレボラスがたくさん植えられていました。

MI_garden5.JPG

落葉樹の下に、スノードロップ(Galanthus )、スノーフレーク/レウコジューム・エスティバム(Leucojum aestivum)、スイセン、カラーなどとともにシングルだけではなく、ダブルも植えてありました。
植えている場所はやはり日当たりが凄く良いところというよりは、落葉樹の下のように初夏頃より日陰になる場所や、午前中は日当たりの良い場所などでした。
植栽の参考までに写真を載せます。

MI_garden7.JPG
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2005年09月28日

オーストラリア旅行記22

この立派なフェチダスはウェスターフリスク(H. foetidus wester flisk)という種類です。
ウェスターフリスクはイギリスのウェスターフリスクで発見された茎や葉柄が赤く染まる種類です。

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大株になるとベル状の花が何百も垂れ下がり見事です。
イアン・コリアー氏の話しによると、このウェスターフリスクは特に何もしていないのに、このように立派に育ったとのことです。
しかも、苗を植えたのでは無く、種をパラパラっと蒔いただけでこんなに大きくなったという話しにはビックリしました。
自分の今までの経験では、日本ではフェチダスは突然枯れる事が何度かありましたし、そういう話しを良く耳にしました。
多分、日本の多湿な気候がフェチダスの性質と合わない為ではないかと思います。
予防としては、
1植え込む用土を他のハイブリッドよりも水はけの良い配合にする。
2株に対してあまり大きな鉢に植えない。
3水やりは乾き気味に管理する。
4直接雨水の当たらない(当たりにくい)場所で管理する。
などが有効だと思います。
地植えする場合は、土壌改良をして水はけを良くする、などの何らかの改良をしないと難しいでしょう。
ビニールハウスなどがあれば、ハウス内で水分を調節しながら管理できるのでいいと思いますが、なかなか一般家庭でビニールハウスを持つのは難しいですね。
それでも育てたい魅力的な原種ですね。
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2005年09月27日

オーストラリア旅行記21

イアン・コリアー氏はオーストラリアで偶然発見された大輪で強健なホワイトのダブルを、実生よりほぼ100%の確率でダブルが出現するダブルホワイトの育種で一躍有名になりました。
このダブルホワイトは一般的には剣弁咲きで垂れて咲く花が多いです。
この剣弁咲きのダブルと、度重なる近親交配で性質が弱くなったパーティードレス系ダブルなどを交配する事により、強健で大輪、丸弁、横向きのダブルなどが出現してきています。

MI_dd cream.JPG

この写真の花はイアン・コリアー氏の農園で咲いていましたが、大輪、丸弁、クリーム色で美しい花でした。
また強健でかなりの大株でした。
多分ダブルホワイトにヨーロッパ系のダブルの血が入っているようです。
また、イアン・コリアー氏の話しによると、このダブルは、どの花よりも早く咲くそうです。
僕が農園に伺った時には既にこの花の種の採取が始まっていました。
8月中旬の事ですから、日本でいえば2月〜3月ぐらいに相当するのではないかと思います。
その種子の採取時期の早さからも、この花がどれぐらい早くから咲いていたかが分かります。
花が早く咲く種類と、遅く咲く種類を揃えれば、更に長い期間楽しむ事が出来そうですね。
今回、その種子を分けていただき、帰国後すぐに蒔いてみました。
ヘレボラスは約22度の土中温度で最低6週間経て、その後マイナス4度〜4度の低温期間を約6〜8週間経ないと発芽抑制が解除されないので発芽しないと言われています。
ここのところ涼しくなってきましたので、少し加温する予定ですが、そうすれば今年の冬には発芽するのではないかと思っています。
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2005年09月21日

Strawberry x Pluto

イアン・コリアー氏の庭ではストロベリー(strawberry)と名付けられたハイブリッドが咲いていました。
この写真の花です。

MI_strawberry.JPG

このストロベリーと昨日のプルート(Pluto)を交配することによりこの花が出たそうです。
プルートを交配親に使うとこの花のようにネクタリーがダーク、またはレッドに色付いた魅力的な花が多く生まれます。

MI_str x pluto1.JPG

また先端から中心に向かい、刷毛で塗ったように色が入ります。
イアン・コリアー氏の庭にはこの交配の花が3株咲いていましたが、どの花も魅力的でした。

MI_str x  pluto2.JPG

今、この同じ交配の苗が何株かあります。
来年咲く予定の株もあり、どのような花が咲くのか今から楽しみにしています。
posted by Ohgi Nursery at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | オーストラリア旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする